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手記執筆者の集い、無事終了いたしました。

2月11日の「17年目手記執筆者の集い」から、早2ヵ月が過ぎようとしています。
ブログをはじめました!と意気込んでいましたが、レポートが遅くなりました。

約3ヵ月遅れですが、「集い」の報告をさせていただきます。

今回は、手記執筆者のみなさまの他に、ゲストの方をお呼びする形を取りました。
はじめての試みでしたが、参加者のみなさんは「まだまだ話し足りない」といった感じで、2時間半があっという間に過ぎていきました。

ゲストとしてお呼びしたNPO法人20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんは、当日はまだ写真集『3.11 キヲクのキロク』の最終校正の真っ最中でした。
一つひとつ写真を映しながら、市民自身が撮った写真の背景を説明してくださいました。

その日、感じたことを簡単にここに記しておきます。
佐藤さんがおっしゃっていたのは、「その人の生活ぶりが垣間見える写真」が収められたのが、この写真集だということです。
そして、それらの写真を「撮り続けること」「残すこと」、そして、定点観測を未来の誰かのために続けるということでした。

私の伯父であり、当会を立ち上げた高森一徳が言っていたことが、いまようやく、心から理解できたように思います。

震災から17年目を迎え、これからも私たちが出来ることは、「書き続けること」「残すこと」ではないでしょうか。
そして、もうひとつ、東北をはじめとした被災地にいらっしゃる、「記録」という同じ動機を持った方々と、交流していくことで、「記録とは何か」「震災とは何か」という問いを今一度考えることではないでしょうか。

記録しつづける会の「集い」は来年も予定しております。
また来年、みなさまにお会いできることを楽しみにしています。

事務局長 高森順子
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「17年目手記執筆者の集い」開催のお知らせ

先日、当会の世話人をしてくださっている綱哲男さん、その奥さま千代子さんとミーティングをし、「17年目手記執筆者の集い」の詳細が決定いたしました!

「17年目手記執筆者の集い 
 ―仙台・神戸の”市民の記録”―」


〔とき〕
2012年2月11日 14:00~16:30

〔ところ〕
兵庫県民会館・会議室 902
アクセス http://hyogo-arts.or.jp/arts/kenminmap.htm

〔参加費〕
500円(お茶・お菓子代)

〔お呼びするゲスト〕
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 佐藤正実(まさみ)さん

〔ゲスト略歴〕
2011年4月、「『3.11』市民が撮った震災記録」というウェブサイトを立ち上げる。そこで、市民の震災に関する写真を募集し、公開を行っている。集められた写真をもっと多くの人々に見てもらい、また、後世に残していきたい。その思いから、ウェブに載せている写真と、撮影者のインタビューを中心に構成した写真集として、書籍化する活動も開始。そして、2012年2月11日に出版することが決定した。

NPO法人20世紀アーカイブ仙台
http://www.d2.dion.ne.jp/~clip/20thcas.html/


 今回は記念すべき出版記念日に仙台から神戸に来て下さいます。写真集出版までの道のりを中心にお話していただきながら、「市民の記録」について、阪神・淡路と東日本の垣根を越えて意見交換する会になればと考えています。
 手記執筆者の集いも、早いもので3回目を迎えようとしています。みなさんのご参加、宜しくお願いいたします。

 前回のブログでもお伝えしましたが、以前に手記執筆者の集いに出席されている方には、来年1月はじめに案内状を送付させていただきます。
 また、以前に記録しつづける会に手記を投稿した方、また、この集いに関心のある方は、記録しつづける会事務局までお問い合わせいただけますよう、宜しくお願いいたします。

記録しつづける会事務局長 高森順子

来年の手記執筆者の集いの日程が決まりました!


手記を投稿してくださった皆様、そして、手記執筆者の集いに参加してくださっている皆様

来年の手記執筆者の集いの日程が決まりましたので、ご報告させていただきます。

「手記執筆者の集い」
とき:2012年2月11日(土・祝)
ところ:兵庫県民会館

時間や使用する会議室については、詳細が決まり次第報告させていただきます。
また、以前に手記執筆者の集いに参加してくださった皆様には、追って郵送でも案内状をお送りさせていただきます。

今回の手記執筆者の集いには、宮城で市民のみなさんが撮った写真集出版を計画されている、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんが参加予定となっています。

東日本大震災から半年。
今回の集いでは、以前の被災地のわたしたちが、いまの被災地にできることを話し合える機会にもなりそうです。

皆様にお会いできることを、いまから楽しみにしております。

高森順子

8月5日から仙台・石巻へ行ってまいります!

記録しつづける会にご連絡をくださった仙台文庫の大泉さま、石巻の中山さまにお会いするため、8月5日から仙台・石巻へお伺いすることになりました!
念願かなって、ようやくお二人にお会いできることを、いまから楽しみにしております。

8月5日は仙台では七夕祭りの前夜とあって、ホテル・新幹線ともに、すべり込みセーフで予約できました。
沢山の方々が夏休みに東北を訪れ、「観光」という被災地支援がしっかり行われていることを肌で感じた次第です。

東日本大震災から早4ヵ月以上が経過しました。
お二人が当会のホームページを見つけてくださり、ご連絡をくださったことに、改めて感謝したいと思います。

仙台・石巻の訪問レポートは、後日アップさせていただきます!

高森順子

フロム0311・私たちの物語が始動しました!

仙台の市民出版レーベル、仙台文庫さまから、嬉しいお知らせが届きました!

東日本大震災の市民の記録を残すプロジェクトが、動き始めています。

フロム0311-東日本大震災と私たち-
http://0311.sblo.jp/

フロムゼロサンイチイチ、と読みます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災を、市民の立場から記録し、伝え、新たな縁を結び合うためのウェブサイトとして立ち上げられました。
私たち「阪神大震災を記録しつづける会」も、その「縁」のひとつとして、活動をご一緒させていただいております。

また、東日本大震災をめぐる人々の経験を「語り直す」「書き残す」ことを主軸にした、実験的な活動がはじまっています。

私たちの物語ーーour story project
http://ourstory.jp/

私たちの物語のstory1は、当会にご連絡いただいたのが縁で、仙台文庫さまと繋がった石巻の中山奈保子さまです。
お子さんとの何気ないやりとりから伝わる、日常のなかに溶けこんだ「災害」の有り様が伝わってきます。

仙台文庫さまが中心となった活動に当会も賛同し、「震災の記録を残しませんか」とのタイトルで、記録収集の呼びかけ文を寄稿させていただきました。
仙台文庫さま、ならびにフロム0311に載せていただいた文章を、こちらにも転載いたします。
仙台のみなさまと一緒に、当会も歩みを進めていけたら幸いです。


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2011年06月17日

震災体験を書いてみませんか 「阪神大震災を記録しつづける会」から
 
いまから16年前のとても寒い早朝に、「大震災」と呼ばれる出来事が起きました。私たち「阪神大震災を記録しつづける会」は、公の記録が目に留めないような、ささいな体験を記録することを目標に、震災体験の手記集出版という活動を10年間行ってきました。

 なぜ、ささいな体験を記録する必要があるのでしょうか。

 少し遠回りになりますが、当会の発起人である、私の伯父の故・高森一徳から聞いたエピソードを紹介したいと思います。

 一徳の父、康夫は、1945年8月に軍人として広島市に入り被爆しました。晩年に被爆者手帳を申請しようと試みましたが、「当時その場にいたことを証明するものがない」とのことで、手帳の取得を半ばあきらめていました。自分が確かに被爆体験したことを証明するものはないか。康夫は当時、現在の「原爆ドーム」の側を流れている太田川の橋のたもとに書かれた言葉を思いだし、証言しました。「国破れて山河在り」。

 誰かがチョークで書き残したこの言葉は、数日で消えてしまったものでした。その証言が別の人の記録と合致し、被爆体験として認められ、被爆者手帳を受け取ることができました。ささいな記録、そして、いま残さなければ忘れられてしまうような記録が誰かの役に立つ。これが、わたしたちの活動の原点になっています。

 2011年3月11日に、「大震災」と呼ばれる出来事が再び起きました。震災にまつわるささいな体験は、徐々に色あせていき、忘れられてしまいます。忘れてしまいたい体験だから、書きたくもない。その気持ちに反してまで、書いてくださいとは言えません。ただ、あなたひとりのかけがえのない体験が、未来の被災者の心を支え、寄り添うものになるかもしれません。

 フロム0311の活動が、地元のみなさまの間に広がっていき、かけがえのない体験が記録されていくことを願っています。

阪神大震災を記録しつづける会・事務局長
高森順子
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